【デッカー】#11「機神出撃」感想。テラフェイザーを開発したアサカゲ博士の真意は?

ウルトラマンデッカーのオリジナルアイキャッチ画像
ミケさん

デッカーにはいろんな怪獣が出てくるけど、
いちばんの強敵はスフィアだよね。
これを倒す強力な武器はないのかな・・・

あんのん君

実はアサカゲ博士が新兵器を開発したんだ。
テラフェイザーという、大型のロボットだぞ。
強力な粒子砲を装備してるから、活躍してくれるだろう。

目次

おもな登場人物(敬称略)

アスミ・カナタ(松本大輝)
GUTS-SELECTの隊員。ウルトラマンデッカーに変身する。

キリノ・イチカ(村山優香)
カナタの同期。宇宙開発の仕事をする夢を持つ。

リュウモン・ソウマ(大地伸永)
カナタの同期。非常にストイックな性格。

アサカゲ・ユウイチロウ(小柳友)
TPU技術部に所属する科学者。GUTS-SELECTのメカを開発する。

カイザキ・サワ(宮澤佐江)
新生GUTS-SELECTの副隊長。ナースデッセイ号の操舵手。

ムラホシ・タイジ(黄川田雅哉)
新生GUTS-SELECTの隊長。元はTPU訓練校の校長だった。

HANE2(CV:土田大)
通称ハネジロー。ガッツホークを無人操縦する。

登場怪獣(ライバッサー、ガゾート)

別名:稲妻怪鳥
身長:55メートル
体重:2万トン
出身地:小型台風の中
スーツアクター:石川真之介

別名:変形怪獣
身長:59メートル
重さ:5万トン
出身地:電離層
CV:佐々木麻理
スーツアクター:永地悠斗

【デッカー】#11「機神出撃」のあらすじ

アサカゲ博士はカイザキ副隊長に、
GUTSグリフォンが発射する「ハイパーソーンレーザー」が、
スフィアに有効だと説明しました。

でも、GUTSグリフォンを操縦するためには、
GUTSファルコンとGUTSホークを合体させなければならず、
難易度がとても高いものでした。

そこでアサカゲ博士はもうひとつ手を打ちました。

「DGー001」という計画を密かに進め、
強力な敵に対抗できる兵器を開発したんです。

TPUはその可動試験を行うため、戦闘機で輸送を行いました。

可動試験は怪獣の襲撃に遭う

輸送は順調に行くかと思いきや、
突然、空からガゾートが出現します。

可動試験の直前を襲われたんです。

ムラホシ隊長はカイザキ副隊長に、
ガゾートのデータ照合を指示しました。

ガゾートは過去にも同種が確認されていましたが、
はっきりとしたことはよく分かっていません。

特定の周波数に呼び寄せられたのか?
それとも目的があって出現したのか・・・

謎の多い怪獣でした。

カナタがロボット好きな理由

アサカゲ博士が製作したロボットは、
テラフェイザーといいます。

その姿は非常に立派で、
ロボット好きのカナタは目を輝かせました。

カナタがあまりにもハイテンションになるので、
イチカはツッコミを入れます。

しかし、カナタがロボット好きになったのは理由がありました。

子供の頃、空からキングジョーが落ちて来たニュースを見て、
ワクワク感が止まらなかったんです。

ソウマはキングジョー落下の話は、
TPUの教本にも載っていると言いました。

アサカゲ博士は2人のやり取りを聞きながら、
テラフェイザーはAIによる自立制御だと説明します。

さらに、実戦になってしまったため、
各部の点検に時間ががかるといいました。

テラフェイザーはTR粒子で動く

アサカゲ博士が稼働試験の準備をしていると、
カイザキ副隊長が小型の台風を見つけます。

ムラホシ隊長は、
「進路によっては可動試験の中止もあり得る」と言いました。

アサカゲ博士はカナタたちに、
テラフェイザー開発の経緯を語ります。

テラフェイザーはもともと、
闇の巨人と戦うための兵器でしたが、
完成前に戦いが終わってしまったので、
まったく出番がなかったんです。

そのうえ、GUTS-SELECTの規模縮小と共に、
開発計画は凍結されてしまいました。

強力すぎる性能を危険視する声もありましたが、
スフィアの襲来とデッカーの登場で、
アサカゲ博士は手をこまねいていられないと思ったんです。

テラフェイザーは「TR粒子」で動くロボットでした。

「TR粒子」とは研究が進みつつある特殊な粒子のことで、
テラフェイザーはそれを応用した、
一撃必殺の粒子砲が使えるようになっていました。

カナタは思わず「かっけー!」と叫び、
リュウモンも「燃えるなぁ!」と感動しましたが、
一同の前には、あの台風が接近してしまいます。

台風は試験会場を狙うように進んでいました。

辺りはあっという間に暗くなってしまい、
台風の中から鳥の怪獣が現れたのでした。

【デッカー】#11「機神出撃」の感想

カナタはライバッサーの子供のヒナバッサーに捕まってしまい、
とっさにデッカーに変身しました。

しかし、慌てていたせいか、
等身大になってしまったんですよ。

本人もビックリしたようで、
何かなんだかわからなかったみたいです。

リュウモンやイチカと会話ができず、
ジェスチャーで意思を伝えようとしました。

でも、さっぱり通じなかったんですね。

見かねたハネジローが助け舟を出したので、
等身大デッカーは無事に2人と共闘することになりました。

ハネジローでラグビー!?

テラフェイザーはライバッサーに、
指令中枢を焼き切られたので、
実戦経験が豊富なハネジローを搭載することにします。

それを妨害したのが、
ライバッサーの子供のヒナバッサーでした。

ヒナバッサーは地上を歩けるので、
カナタたちはラグビーの試合をするように、
ハネジローをパスしました。

AIを投げて壊れないのか、心配しちゃいましたよ。

それに等身大デッカーはヒナバッサーに追いつめられて、
ピンチになってしまったんです。

ナイスタイミングでソウマが来てくれて、
等身大デッカーは助かりました。

リュウモンは頭がいいので、
デッカーはカナタだと気づいたかも知れません。

3人の友情はバッチリですから、
カナタは正直に打ち明けるのもアリですよ。

昨年のトリガーでは11話で、
ユナにケンゴの正体がばれていました。

ちなみに等身大から巨大化するのは、デッカーモードといいます。

そういえばカナタはデッカーのことを、
『でっかくてカッコいい』と言ってましたね。

アサカゲ博士は謎だらけ

テラフェイザーは非常に強力な兵器ですが、
ムラホシ隊長とカイザキ副隊長が気になることを言っていました。

ゴモラもデスドラゴもスフィアを警戒して暴れた。
地球に生じた異物を排除するのが、怪獣の本能だとしたら・・・

引用元:ウルトラマンデッカー11話(ムラホシ・タイジのセリフ)

興味深い仮説ですね。
しかし、その仮説ですと、
スフィアもテラフェイザーも、
怪獣にとっては同質ということになります。

引用元:ウルトラマンデッカー11話(カイザキ・サワのセリフ)

それに見た目も物々しいですし、
「TR粒子」という謎の物質で動いているので、
不穏な感じがするんです。

アサカゲ博士の言動も不思議でした。

テラフェイザーのAIは実戦不足なのに、
いきなり起動させて戦わせますし、
ハネジローと一緒に内部に乗り込んだ時には、
思い入れの強いセリフを言ってました。

アサカゲ博士

こんなところで壊されては困るんです。
テラフェイザーは私の希望なので。

普通なら「われわれの希望」というはずなのに、
「私の希望」と言い切ったのは変ですよね。

アサカゲ博士

些細な材料も見逃さない洞察力。
困難にまっすぐ突き進む意志。
やはり貴方達は-

カナタたち3人に対するセリフは、
称賛しているみたいですが、
何か含むところがあるようにも思えます。

可動実験の日に次々怪獣が現れたのも、
アサカゲ博士本人が呼んだと考えれば、
つじつまが合うんですよ。

ハネジローをテラフェイザーに搭載させたのも、
彼にとっては「計画通り」だったんでしょう。

今後の展開がどうなるのか、注目したいですね。

【デッカー】#11「機神出撃」の情報

本放送日:2022(令和4)年9月24日
脚本:足木淳一郎
音楽:末廣健一郎、得田真裕
オープニングテーマ:Wake Up Decker!(歌・SCREEN mode)
エンディングテーマ:カナタトオク(歌・影山ヒロノブ)
監督:越知靖

ミケさん

最後まで読んでくれて、ありがとう。

あんのん君

またの来訪を待っているぞ。

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