出典:ウルトラマンデッカー12話
こんにちは。岩松妙香(@annon_0211)です。
謎の浮遊物体スフィアと戦うGUTS-SELECTに、
新戦力のテラフェイザーが配備されました。
未知数のところが多いロボですが、
必殺技のTRメガバスターを持っているので、
大いに期待できそうですね。
デッカーと連携すれば、
どんな怪獣も撃破できるような気がします。
おもな登場人物(敬称略)
出典:ウルトラマンデッカー12話
主人公とGUTS-SELECTのメンバー
アスミ・カナタ(松本大輝)
元は老舗せんべい屋の看板息子。ウルトラマンデッカーに変身する。
キリノ・イチカ(村山優香)
カナタの同期。宇宙開発の仕事をする夢を持つ。
リュウモン・ソウマ(大地伸永)
カナタの同期。非常にストイックな性格。
アサカゲ・ユウイチロウ(小柳友)
TPU技術部に所属する科学者。GUTS-SELECTのメカを開発する。
カイザキ・サワ(宮澤佐江)
新生GUTS-SELECTの副隊長。ナースデッセイ号の操舵手。
ムラホシ・タイジ(黄川田雅哉)
新生GUTS-SELECTの隊長。元はTPU訓練校の校長だった。
HANE2(CV:土田大)
通称ハネジロー。ガッツホークを無人操縦する。
登場怪獣
出典:ウルトラマンデッカー12話
スフィアネオメガス
かつて倒されたネオメガスの細胞に、
スフィアが取りついて誕生した怪獣だ。
攻撃を食らっても再生する能力を備えており、
強力な破壊光線はデッカーストロングタイプすら打ち負かした。
向かうところ敵なしと思われたが、
テラフェイザーのTRメガバスターで倒されたぞ。
ウルトラマンデッカー12話のあらすじ
出典:ウルトラマンデッカー12話
スフィアネオメガスの誕生
かつてデッカーによって倒されたネオメガス。
しかし、その断片の細胞が森の中に残っていました。
ある真夜中のこと。
スフィアソルジャーの大軍が、
森の中にあるネオメガスの細胞にくっついてしまいます。
死んだはずのネオメガスは、
スフィアネオメガスとして復活してしまいました。
この事態を知ったムラホシ隊長は、
「何でもありですね、スフィアは」といいます。
イチカは司令室にカナタがいないことに気づきました。
カナタは相棒のハネジローを連れて、
アサカゲ博士の研究室に行っていたんです。
アサカゲ博士の問いかけ
ハネジローはテラフェイザーに乗って戦うことができますが、
航空用の戦闘経験しかないため、
前回はオーバーヒートを起こしてしまいました。
アサカゲ博士はその対策のために、
ハネジローに新しいプログラムをインストールします。
カナタは宇宙開発用AIユニットとして生まれたハネジローが、
どんどん変わって行くことにビックリしました。
ハネジローは「戦闘は宇宙開発に戻るための手段だと捉えてる」と、
いつもより渋い声で言います。
2人のやり取りを見ていたアサカゲ博士は、
カナタに『戦ったその先にある目標』を尋ねました。
純粋で熱血漢のカナタは、
怪獣災害に遭った人々を救うために全力投球しています。
でも、これといった目標はまだ見つかっていませんでした。
GUTS-SELECTはスフィアネオメガスを迎え撃つ
アサカゲ博士の研究室を出たカナタはハネジローに、
相棒になってから、人間っぽくなったといいます。
ハネジローは「お前と毎日話してるからだ」と答えました。
和やかな時間を過ごす2人でしたが、
カイザキ副隊長から緊急に呼び出されます。
スフィア合成獣として復活したネオメガスが、
ソラフネシティの宇宙港に向かっていたんです。
住民の避難状況は30%程度しか済んでおらず、
完了までには時間がかかりそうでした。
ムラホシ隊長はテラフェイザーの出撃を考えますが、
アサカゲ博士はメンテナンス中で難しいといいます。
そこでカナタとハネジローがGUTSグリフォンで出撃し、
リュウモンとイチカが地上で援護することになりました。
デッカーがまさかの敗北
カナタとハネジローは、
GUTSグリフォン最強技のハイパーソーンレーザーを、
スフィアネオメガスに放ちます。
けれど、角を破壊しただけで、
致命傷を与えることはできませんでした。
それどころか、スフィアネオメガスは、
攻撃された箇所を再生してしまうんです。
ムラホシ隊長は「今までにないパターンだ」と驚きました。
ハネジローはピンチを即座に察知したので、
カナタをGUTSグリフォンの外に放り出します。
デッカーに変身しろというんです。
カナタはハネジローのリクエストに応えて変身しました。
スフィアネオメガスは強敵でしたが、
デッカーは果敢に立ち向かって行きます。
GUTS-SELECTも総員態勢で、
ソラフネシティをめちゃくちゃにする怪獣に立ち向かいました。
デッカーはストロングタイプにチェンジし、
スフィアネオメガスを食い止めようとしますが、
リュウモンとイチカが狙われていたので、
身代わりとなって光線技を食らってしまいます。
連戦連勝を続けていたデッカーは、
初めての敗北をしてしまうのでした。
ウルトラマンデッカー12話「ネオメガスの逆襲」の感想
出典:ウルトラマンデッカー12話
負けても挫けないのは偉い
いや、すごい話でした。
ネオメガスも凶悪な怪獣でしたが、
合成獣になってからは凄みもいっそう増しましたね。
やっかいなのはキズをスフィアで治してしまう能力です。
ドラクエでいうベホマみたいなもんですが、
これをやられると本当に困ります。
だから「苦戦するだろうな・・・」とは思っていましたが、
デッカーが負けるのは予想外でした。
ムラホシ隊長はカナタがデッカーだと知らないので、
GUTSグリフォンが撃墜とされたことを、
「私の判断ミスです」と言っていました。
ムラホシ隊長は本当に理想の上司ですね。
カナタはGUTSグリフォンのことより、
ウルトラマンが負けたことが衝撃だったんですが、
ムラホシ隊長のフォローがなければ、
気分転換に筋トレはしなかったでしょうね。
初代GUTS-SELECTのサクマ・テッシンは、
「筋トレすれば、すべての悩み事は解決する」と言ってました。
これは正解だったみたいで、
カナタはおじいちゃんの言葉を思い出して、
いつもの元気を取り戻したんですよ。
凹んでるよ。凹んでるけどさ、
ウジウジしてたって、仕方ないだろ?
昔、じいちゃんに言われたんだ。
[「負けた理由を探すより、
勝てなかった自分を超える努力をしろ」って。
俺たち全員が自分を超えたほうが、勝率が上がる。
そうそう、チームなんだから。
何かあって落ち込んだ時に、
励ましあえる友だちがいるのはすごくいいことです。
GUTS-SELECTのメンバーがポジティブで行動的なのは、
めっちゃ好感が持てますね。
カナタの秘密がばれてしまった
凶悪な合成獣のスフィアネオメガスは、
テラフェイザーのTRメガバスターで倒されました。
これを見たアサカゲ博士は大喜びして、
「テラフェイザーが真の完成を見た」といいます。
この巨大ロボの開発に、
並々ならぬ情熱を注ぎこんだことがわかりますね。
でも、アサカゲ博士は気になることを言ってました。
カナタと『戦いの先にある目標』についてやり取りした時に、
こんなセリフを言っていたんですよ。
しかし、あてのない善意というのは、
逆に人を傷つける結果になることもある。
気をつけたほうがいい。
引用元:ウルトラマンデッカー12話(アサカゲ・ユウイチロウのセリフ)
アサカゲ博士もかつて、
カナタのように必死に人助けをしたことがあったんでしょう。
だけど、何かのはずみで人を傷つける結果になってしまい、
それがトラウマになっているんですね。
悪い人ではないと思いますが、
テラフェイザーへのこだわりは半端ないですし、
ハイパーソーンレーザーに関しては、
間違った助言をしていました。
強すぎるスフィアには効果がなかったんですよ。
地球全体を覆うバリアは、
ハイパーソーンレーザーよりも強力な武器じゃないと、
除去するのは不可能ですね。
そうなると、テラフェイザーのTRメガバスターになりますが、
あれを地球に放つのは相当に危険です。
そんなとんでもない兵器を開発したアサカゲ博士に、
カナタがウルトラマンデッカーであることがばれてしまいましたが、
本当に大丈夫なのでしょうか?
アサカゲ博士は野望を持つマッドサイエンティストではなく、
私心のない科学者であってほしいですね。
ウルトラマンデッカー12話の基本情報
出典:ウルトラマンデッカー12話
- 本放送日:2022(令和4)年10月1日
- 脚本:足木淳一郎
- 監督:越知晴
- 登場怪獣:スフィアネオメガス
- オープニングテーマ:Wake Up Decker!(歌・SCREEN mode)
- エンディングテーマ:カナタトオク(歌・影山ヒロノブ)
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。