出典:ウルトラマンデッカー最終回
こんにちは。岩松妙香(@annon_0211)です。
デッカー、ついに最終回になりましたね。
GUTS-SELECT全員の活躍が、
本当にカッコよかったです。
近年のウルトラの中では抜群の出来でしたし、
半年間、ずっと楽しんで観てきたので、
しばらくはデッカーロスになりそうです。
因みに私の推しキャラはリュウモンでした。
おもな登場人物(敬称略)
出典:ウルトラマンデッカー最終回
主人公とGUTS-SELECTのメンバー
アスミ・カナタ(松本大輝)
元は老舗せんべい屋の看板息子。ウルトラマンデッカーに変身する。
キリノ・イチカ(村山優香)
カナタの同期。宇宙開発の仕事をする夢を持つ。
リュウモン・ソウマ(大地伸永)
カナタの同期。非常にストイックな性格。
カイザキ・サワ(宮澤佐江)
GUTS-SELECTの副隊長。ナースデッセイ号の操舵手。
ムラホシ・タイジ(黄川田雅哉)
GUTS-SELECTの隊長。元はTPU訓練校の校長だった。
HANE2(CV:土田大)
通称ハネジロー。ガッツホークを無人操縦する。
訳ありの異星人
アガムス(小柳友)
バズド星人。改心したが前回の戦いで亡くなる。
ゲスト出演
アスミ・ダイシロウ(鈴木一功)
カナタの祖父。老舗せんべい屋「明日見屋」の店主。
レリア(藤山由依)
アガムスの妻。たくさんの星の人々と友だちになる夢を持つ。
登場怪獣
マザースフィアザウルス
出典:ウルトラマンデッカー最終回
マザースフィアザウルスの弱点は、
アガムスが持っていたフェイズライザーに記録されていた。
胸部にあるコアがそうなんだが、
地球上の科学力では破壊できないらしい。
スフィアには柔らかそうなイメージがあったが、
本体であるマザーの身体はとてつもなく硬いんだな。
だが、カナタたちは勝利することができた。
いつもは宇宙空間にいるマザーが地球に降りたことと、
エタニティコアの力を味方にしたからだ。
これで宇宙におけるスフィアの脅威はなくなった。
実に素晴らしい戦いだったぞ。
ウルトラマンデッカー最終回のあらすじ
出典:ウルトラマンデッカー最終回
マザーによる宇宙消滅の危機
スフィアの本体である、
マザースフィアザウルス(略称:マザー)が、
地球に降臨してしまいました。
マザーはエタニティコアの力を手に入れており、
東京の市街地を次々に破壊して行きます。
カナタのおじいちゃんのダイシロウは、
地下のシェルターに避難していました。
TPUの隊員たちは、
運ばれてくる負傷者たちの手当てをしています。
地球はおろか、宇宙が消滅しかねない危機が、
目の前に迫っていました。
恐るべき「時空を超える力」
ケンゴはイチカとリュウモンに、
マザーがエタニティコアを狙った理由を語ります。
トリガーがデッカーと協力して、
スフィアメガロゾーアと戦った時、
スフィアはエタニティコアの存在に気づきました。
そして月でケンゴの記憶を読み取って、
エタニティコアのありかを突き止めたんです。
話を聞いたリュウモンは、
「エタニティコアは誰にも触れられないのでは」と、
疑問に思いました。
超古代文明の遺跡がなくなっていたからです。
これに対しハネジローは、
「時空を超える力を使っている」と答えます。
そして火星でも、
スフィアソルジャーの攻撃が激化していました。
心配なのはカナタの体内に、
スフィア因子が蓄積していたことです。
ハネジローは命の危険があると言いました。
カナタはデッカーであることを打ち明ける
そこにカナタがやってきて、
「戦う方法はまだある」といいます。
リュウモンたちは驚きますが、
カナタはアガムスから、
「マザーには弱点がある」と聞いていました。
GUTS-SELECTは満身創痍で、
ムラホシ隊長は腕を骨折、
カイザキ副隊長も負傷しています。
リュウモンはアガムスの形見となった、
フェイズライザーを持ってきて、
中にマザーのデータが入っていたと説明しました。
それによると、マザーの胸部にあるコアを破壊すれば、
マザーの活動が止められるんです。
しかし、現状のGUTS-SELECTの戦力、
それに地球の科学力では、
マザーのコアを破壊するのは不可能でした。
ウルトラマンならできる可能性があると、
リュウモンは言います。
地球の未来を守るためには、
なんとしてもマザーを倒さねばなりません。
カナタはついに、
自分がウルトラマンデッカーであることを、
仲間たちに打ち明けるのでした。
ウルトラマンデッカー最終回「彼方の光」の感想
出典:ウルトラマンデッカー最終回
訓練校で最下位だったカナタがヒーローに
めっちゃ感動しました。
私は長年ウルトラシリーズを観てきましたが、
最高の最終回だったと思います。
イチカは「まっすぐの天才」、
リュウモンは「みつめる天才」だと、
ムラホシ隊長は言っていましたが、
カナタだけはずっと謎だったんです。
彼は「努力の天才」でした。
一介の煎餅屋の息子として生まれ、
戦いにはまったく無縁だったカナタは、
スフィアの襲来をキッカケにTPU訓練校に入学します。
でも、1年遅れだったので、
リュウモンたちとの差は歴然でした。
そこでカナタはみんなに内緒で特訓に励みます。
地道な努力は大事だとよく言われますが、
ウルトラマンになるヒーローがそうだったとは、
とてもステキなエピソードですね。
カナタが素晴らしいのは、
「誰にも負けないメンタルの強さ」を持つことです。
スフィアは憑りついた人間の記憶を奪い、
自分の意のままにコントロールしてしまうんですが、
カナタは2回もそれをはねのけました。
全てを一つに。
全宇宙の全ての命を一つに。
悲しみを争いを止めるために
個々のまま存在しては、
争いや悲しい未来は避けられない。
全てを融合し完全無欠の存在。
完全なる生命体に。
これこそが未来。
引用元:ウルトラマンデッカー最終回(マザースフィアザウルスのセリフ)
マザーは争いをなくしたいと言っていましたが、
平和なバズド星を襲って、レリアさんの命を奪い、
地球にも甚大な被害をもたらしたんですから、
とんでもない詭弁ですよ。
全ての生命が一つになり、
意思がまとまってしまった世界では、
進歩も発展もありません。
それでは「虚無」と同じです。
そんなバカげた言葉に、
ウルトラマンであるカナタは振り回されませんでした。
カナタの叫びが、仲間たち全員に伝わって、
マザーに逆転勝利するキッカケになりました。
ムラホシ隊長が負傷していたので、
リュウモンが隊長代理として戦いの指揮を執りましたが、
初陣でスフィアの親分をやっつけるとはすごいですね!
10年後くらいには隊長に昇格して、
新しい防衛チームを率いているのではないでしょうか。
未来の歴史は変わったのか
アガムスはレリアさんを失った悲しみで暴走して、
過去の地球を滅ぼそうと考えました。
そこで時空転移装置を使い、
カナタのいる時代の地球までやってきたんです。
アガムスが復讐心に駆られなければ、
地球がスフィアに襲われることはなく、
マザーも現れなかったかも知れません。
結果的には彼の行動が、
スフィアの滅亡につながったことになるんです。
「災い転じて福となる」といったところですが、
過去の時代でスフィアを倒したので、
未来の歴史は変わったと思いますよ。
アガムス本人も生存していて、
レリアさんやファスティくんと、
仲良く暮らしているかも知れません。
そうであることを願いたいです。
カナタが使っていた、
Dフラッシャーは消えてしまいましたが、
元々の変身者であるデッカー・アスミのもとに、
戻って行ったんでしょう。
デッカーとウルトラマンダイナのつながりや、
未来のユザレのことなど、
残された謎がたくさんあるので、
もしスピンオフがあるなら、是非とも観てみたいですね。
・・・っていうか。
公式さんには制作していただきたいです!
オールドファンの私が、めちゃくちゃはまった作品ですから。
ムラホシ隊長は最後に、
「あなたたちと戦えたことを誇りに思います」と言いましたが、
デッカーをずっと応援していた視聴者も、
まったく同じ気持ちですよ。
ウルトラマンデッカー最終回の名言
出典:ウルトラマンデッカー最終回
アスミ・カナタ①
違うよ、イチカ。
俺はひとりだなんて思ったことは一度もない。
GUTS-SELECTに入ってから、
いや、訓練校に入ってから、
ずっとお前が一緒にいてくれた。
お前が、みんながいてくれたから、
戦って来られたんだ。
大丈夫。今度も絶対負けねえよ。
アスミ・カナタ②
すべて・・・ひとつ・・・完全・・・?
じゃねえ!!
俺たちの未来を勝手に決めつけるな!
失敗することもある。
間違えることだって。
でも、何度でも。
何度でもやり直せばいいんだ!
悲しい未来は避けられない。
だったら、その悲しみを乗り越えてやる。
俺たちは、前へ。
未来へ進むんだ!
アスミ・カナタ③
結局、戦いの先に何があるのか、
答えは見つかりませんでした。
でも、俺はこれからも、
こうやって生きて行きます。
目の前にあることをひとつひとつ。
それが未来につながると信じて。
ムラホシ・タイジ①
訓練校時代、アスミ隊員の成績は最下位でした。
1年遅れで訓練をはじめて、
ついてくだけでも精いっぱいだったはずです。
知っていましたよ。
あなたが一人で特訓しているのを。
だから、チームに必要だと思ったんです。
リュウモン隊員は見つめる天才、
キリノ隊員はまっすぐの天才、
そして、アスミ隊員。
あなたは努力の天才ですから。
ムラホシ・タイジ②
この宇宙には命の数だけ可能性が。
未来があるんだ!
ウルトラマンデッカー最終回の基本情報
出典:ウルトラマンデッカー最終回
- 本放送日:2022(令和4)年1月21日
- 脚本:根元歳三
- 監督:武居正能
- 登場怪獣::マザースフィアザウルス
- オープニングテーマ:Wake Up Decker!(歌・SCREEN mode)
- エンディングテーマ:ヒカリカナタ(歌・影山ヒロノブ)
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。