出典:ウルトラマンデッカー7話
こんにちは。岩松妙香(@annon_0211)です。
ニュージェネレーションシリーズでは、
先輩ウルトラマンと後輩ウルトラマンの友情が描かれます。
ウルトラマントリガーであるマナカ・ケンゴと、
ナツカワ・ハルキのやり取りはとても楽しかったですね。
デッカーの世界は、
トリガーがラスボスを倒してから10年後の世界です。
30代になったマナカ・ケンゴは、
カナタとどんな交流をするのでしょうか?
おもな登場人物(敬称略)
出典:ウルトラマンデッカー7話
主人公とGUTS-SELECTのメンバー
アスミ・カナタ(松本大輝)
元は老舗せんべい屋の看板息子。ウルトラマンデッカーに変身する。
キリノ・イチカ(村山優香)
カナタの同期。宇宙開発の仕事をする夢を持つ。
リュウモン・ソウマ(大地伸永)
カナタの同期。非常にストイックな性格。
カイザキ・サワ(宮澤佐江)
新生GUTS-SELECTの副隊長。ナースデッセイ号の操舵手。
ムラホシ・タイジ(黄川田雅哉)
新生GUTS-SELECTの隊長。元はTPU訓練校の校長だった。
HANE2(CV:土田大)
通称ハネジロー。ガッツホークを無人操縦する。
ゲスト出演
マナカ・ケンゴ(寺坂頼我)
火星在住の植物学者。ウルトラマントリガーに変身する。
ヒジリ・アキト(金子隼也)
火星在住の科学者。ナースデッセイ号を設計した天才。
タツミ・セイヤ(高木勝也)
ケンゴのかつての上司。初代GUTS-SELECT隊長。
ユザレ(豊田ルナ)
超古代の巫女。ケンゴにウルトラデュアルソードを授ける。
登場怪獣
邪神スフィアメガロゾーア
出典:ウルトラマンデッカー7話
かつてトリガーによって倒されたが、
闇がスフィアの力を利用して再生したんだ。
新たに光線技も使用できるようになり、
電波障害を起こす衝撃波も出す。
前回の地底怪獣たちと接点がありそうだが、
いまのところは不明だ。
ウルトラマンデッカー7話のあらすじ
出典:ウルトラマンデッカー7話
ユザレが授けた剣とカード
10年前、地球の危機を救ったマナカ・ケンゴ(ウルトラマントリガー)は、
故郷の火星に戻っていました。
相変わらず草花が大好きで、笑顔を忘れないケンゴでしたが、
そんな彼の前にユザレが現れます。
ユザレは1本の剣と4枚のカードをケンゴに授け、
「地球へ・・・」といって消えてしまいました。
ケンゴがユザレの「お告げ」について考えていると、
スフィアソルジャーが空から飛んできます。
タツミ・セイヤとヒジリ・アキトが応戦しました。
ケンゴはタツミを「隊長!」と呼びましたが、
タツミは「もう私は隊長ではない」といいます。
初代GUTS-SELECTのメンバーである彼らは、
火星の市民を守るため、日々奮闘してしたんです。
アキトに「見せてやれ、お前の光を」と言われ、
ケンゴはトリガーに変身しました。
トリガーは地球に向かう
その頃、地球のナースデッセイ号では、
ハネジローが巨大なエネルギー反応を感知していました。
せんべいを食べようとしていたカナタは、メインモニターを見ます。
ハネジローは2つのエネルギー反応が、
地上に向かっていると言いました。
ひとつはスフィアでしたが、
もう一つのエネルギーは、
10年前に地球を襲った闇の巨人たちと同じものでした。
火星ではアキトが1枚のカードを解析しています。
ケンゴはユザレが現れた時に、
邪神のイメージを見たことをタツミに話していました。
タツミは「地球がトリガーを必要としている」といいます。
しかし地球全体を覆うスフィアバリアは、
トリガーの力でも突破できないんです。
アキトは解析したカードに、
スフィアのエネルギーを注入しました。
そのカードでエネルギーを擬態すれば、
突破できる可能性がありましたが、
限界があるので何度使えるかはわかりませんでした。
タツミは火星のことは「われわれでなんとかする」といい、
サクマ・テッシンやナナセ・ヒマリも合流予定だと言いました。
アキトはケンゴがエタニティコアの中にいた2年間、
人々の笑顔をずっと守ってきたといいます。
仲間の言葉を聞いて安心したケンゴは、
トリガーに変身して地球に向かいました。
デッカーを助けたトリガー
カナタはGUTSファルコンに乗って、
フルべシティのポイントМ-2に向かっていました。
空のスフィアバリアには歪みが発生しています。
カナタがポイントМ-2に近づくと、
地底からたくさんの触手が伸びてきました。
そのうちの1本がGUTSファルコンに当たり、
機体が損傷してしまったんです。
カナタはデッカーに変身して戦いますが、
たくさんの触手に捕らえられてしまいました。
すると、スフィアバリアを突き破ってトリガーが現れます。
8年振りに地球に現れたトリガーを見て、
GUTS-SELECTのメンバーは驚きました。
イチカは「私、本物を初めて見た」といいます。
トリガーはゼペリオン光線で触手を撃破し、
捕らえられているデッカーを助けました。
カナタはケンゴと対面する
変身が解けた2人のウルトラマンは森の中で対面します。
カナタはトリガーの正体が、
先輩のマナカ・ケンゴと知ってビックリしました。
ケンゴはかしこまるカナタに、
「スマイル、スマイル」といいます。
そして自己紹介をすませると、
ケンゴをナースデッセイ号に連れて行きました。
初代GUTS-SELECTの集合写真を見たムラホシ隊長は、
タツミのことをパイロット時代の先輩といいます。
宇宙との通信が遮断されて1年、ずっと心配していたんです。
カナタの両親は火星に旅行中でした。
カイザキ副隊長がそれを気にかけると、
ケンゴは「火星はタツミさんが中心になって守っています」と言いました。
カナタも両親に再会できることを信じています。
イチカは宇宙開発に行ったTPUのメンバーを心配しました。
ケンゴは「みんな火星に避難しているから無事だ」と答えます。
隊員たちのやり取りを傍で見ていたソウマは、
ある疑問をケンゴに投げかけます。
スフィアバリアをどうやって突破したかです。
あやうくトリガーの秘密がばれそうになりましたが、
ケンゴの機転でどうにか乗り切りました。
カナタはケンゴをナースデッセイ号の一室に案内します。
そこは10年前、
ケンゴが「ルルイエ」の花を育てながら、過ごしていた場所でした。
ウルトラマンデッカー7話「希望の光、赤き星より」の感想
出典:ウルトラマンデッカー7話
初代GUTS-SELECTのメンバーが頼もしい
火星は10年前と違って、
ずいぶん荒廃した感じになっていましたが、
それもスフィアのせいなんでしょうか。
初代GUTS-SELECTの本拠地が、
とても質素だったんですよ。
でも、メンバーは頼もしくなりました。
ケンゴとアキトの口癖は変わっていませんが、
性格はかなり落ち着いた感じになっていて、
親友という雰囲気が出ていました。
タツミは隊長ではなくなったものの、
抜群のリーダーシップは健在です。
スフィアとの戦いはたいへんですが、
みんなを守るためにがんばってほしいです。
ケンゴの名言に感動した
ウルトラマンに変身する人は、
強い精神力の持ち主でポジティブ思考です。
カナタは初対面の人に自己紹介する時、
「明日を見る、彼方まで!」と元気よく言います。
戦いでピンチに陥っても、
気合でどうにか乗り切ってしまうんですよ。
しかし、ケンゴに「何のために戦うの?」と聞かれて、
明確な理由を答えることはできませんでした。
ケンゴはカナタにアドバイスします。
人それぞれにできることは違うんだよ。
自分に何ができるのか、何をしたいのか。
いつか自分自身で答えを出さなきゃならない時が、きっと来る。
だから、今はまだ焦らないで。
引用元:ウルトラマンデッカー7話(マナカ・ケンゴのセリフ)
すごくいい言葉です。
人それぞれ進む道は違いますが、
何かに悩んで迷ったり、予想外の事態に陥って、
どうすればいいか分からなくなるのは同じです。
でも、自分の答えは、
自分で見つけなければならないんですよ。
他人から与えられたり、
タナボタで拾えるものではありません。
ケンゴは初代GUTS-SELECTで活躍していた頃、
今のカナタと同じように自分の道を探して、
みんなを笑顔にするために努力しました。
GUTS-SELECTの隊員としても、
ウルトラマンとしても先輩なんですが、
ぜんぜん偉ぶらない所がいいですね。
カナタとケンゴは地球を守るために、
スフィアを利用してよみがえったメガロゾーアと戦います。
2人の連携プレーと、
ユザレが授けた剣のおかげで優勢だったんですが、
メガロゾーアの体内にはカルミラがいました。
かつて激しく敵対した彼女の存在は、
波乱を巻き起こしそうです。
ウルトラマンデッカー7話の基本情報
出典:ウルトラマンデッカー7話
- 本放送日:2022(令和4)年8月27日
- 脚本:ハヤシナオキ
- 監督:坂本浩一
- 登場怪獣:スフィアメガロゾーア
- オープニングテーマ:Wake Up Decker!(歌・SCREEN mode)
- エンディングテーマ:カナタトオク(歌・影山ヒロノブ)
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。