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【ウルトラマン】25話「怪彗星ツイフォン」あらすじと感想。木星を開発すれば地球は守られる?

あんのん君

妙香、流れ星はロマンチックでキレイだが、
地球にとっては「招かれざる客」になる時もあるぞ。

岩松妙香

そうだね。
恐竜は小惑星並みの隕石の衝突で、
滅びてしまったというし、
地球にとっては危険な存在にもなるよね。

目次

おもな登場人物(敬称略)

ハヤタ・シン(黒部進)
事実上の副隊長。ベーターカプセルでウルトラマンに変身する。

ムラマツ・トシオ(小林昭二)
統率力バツグンの隊長。部下からはキャップと呼ばれる。

アラシ・ダイスケ(石井伊吉)
武闘派で射撃の名手。イデとは名コンビ。

イデ・ミツヒロ(二瓶正也)
ひょうきんなムードメーカー。気が弱いが頭はいい。

フジ・アキコ(桜井浩子)
おもに通信を担当している。ホシノ君の保護者的立場。

ホシノ・イサム(津沢彰秀)
科特隊の少年隊員。子供ならではの鋭い視点を持つ。

岩本博士(平田昭彦)
科特隊の優秀なブレーン。御殿山にある科学センターの長。

登場怪獣

どくろ怪獣レッドキング(二代目)

身長:45メートル
重さ:2万トン
技:岩石を投げ飛ばす
出身地:日本アルプスの山中

あんのん君

ツイフォンが接近した影響で目を覚ました怪獣だ。
オホーツク海付近で紛失した爆弾6個を飲み込んでいる。
狂暴な性格で戦うことが大好きだぜ。
いわゆる脳筋で「俺強え」系のヤツだな。

冷凍怪獣ギガス

身長:40メートル
重さ:1万5千トン
技:怪力攻撃
出身地:日本アルプスの山中

ミケちゃん

水素爆弾の情報を探りに日本アルプスに赴いたイデが、
山の向こう側で発見した怪獣です。
雪男を思わせる見た目をしています。
ハヤタの策でドラコと戦いますが、
レッドキングが現れると、長いものに巻かれる態度を取ります。
最後はイデの新兵器・強力乾燥ミサイルで撃破されました。

彗星怪獣ドラコ

身長:45メートル
重さ:2万トン
技:両手の鎌による攻撃
出身地:怪彗星ツイフォン

あんのん君

大きな羽を持っているため飛行能力はあるものの、
あまり強くはないようだ。
両手の鎌が武器になりそうだが、
劇中では一度も使わなかった。
ハヤタの策でギガスと格闘になり、
突然現れたレッドキングに倒されてしまった。

ウルトラマン25話「怪彗星ツィフォン」のあらすじ

謎の彗星が地球に衝突?

太陽系に新彗星が現れました。

真っ赤な尾を引いたその星には、
ツイフォンという名前がつけられます。

電子計算機がはじき出した予測によると、
ツイフォンは83%の確率で、
地球に衝突することがわかりました。

それを知ったアキコは不安になります。
人類滅亡の時が迫っているからです。

小心者のイデはめまいを起こして、
その場に倒れてしまいました。

宇宙での5万キロは紙一重

科特隊ブレーンの岩本博士は、
ツイフォンの軌道をさらに詳しく割り出しました。

その結果、55860キロの差で、
衝突が免れることがわかります。

アキコは「ああ、よかった」と安心しますが、
ハヤタは「宇宙での5万キロは紙一重だよ」といいました。

それにツイフォンの接近によって、
地球に様々な影響が起こることが考えられたんです。

接近まであと37時間

ツイフォンが地球とすれ違うのは、
明後日の午前3時20分15秒でした。

あと37時間しかありません。

ツイフォンが地球にもたらす影響は、
いったいどんなものなのか・・・

岩本博士が慎重に調べると、
深刻な影響はないということがわかりました。

ひとまず安心といったところですが、
イデは引っかかるものを感じていました。

行方不明の水素爆弾

そんななか、宇宙線研究所から緊急通信が入ります。

30分前から特殊な宇宙線が観測されており、
ツイフォンの接近と関連があるかも知れないんです。

宇宙線の影響で「水素爆弾が自然爆発する可能性がある」と、
科特隊パリ本部からも連絡がありました。

地球防衛委員会は爆弾を持つすべての国に対して、
緊急にその安全を図るよう指示を出します。

日本ではオホーツク海付近で、
6個の水素爆弾が行方不明になっており、
起爆装置がそのままになっていました。

ツイフォンの影響を恐れる市民たちは、
怪獣が飲み込んだと噂します。

以前に日本アルプスで、
強烈な放射能が検知されたことがあったので、

ムラマツは水素爆弾と関係があると考え、
ハヤタ・イデ・アラシの3人を出動させました。

ウルトラマン25話「怪彗星ツィフォン」の感想

岩本博士が推しになった話

ウルトラシリーズはSF特撮ドラマです。

今では年末やお正月には特番があるので、
通常放送のドラマはお休みしますが、
1966年当時はしっかり放送していたんですね。

「怪彗星ツイフォン」は重めなエピソードなので、
初見の方やウルトラに詳しくない方は、
ビックリしてしまうでしょう。

でもこの話、私は大好きなんですよ。
推しの岩本博士が、しっかりお仕事をしているからです。

もともと彼のことは気に入っていましたが、
塩入りコーヒーを飲んだ時のコミカルな表情と、
スタイリッシュなスーツ姿に魅了されてしまいました。

平田昭彦さんは昭和を代表する二枚目ですね。

地球に5万キロまで接近したものの、
宇宙の彼方に去ったツイフォンですが、
3026年7月2日午前8時5分には、
衝突してしまうという予測が出ました。

その話を聞いたムラマツは、
人類の進んだ科学で衝突を避けられるといい、
岩本博士もそれに同意しています。

ポジティブ思考は素敵ですが、
そのためには相当の努力が必要です。

太陽系内では木星が、
地球に飛んでくる小惑星や隕石を防ぐ役割をしているので、
木星を開発するといいかも知れません。

それにしても、ハヤタの言う通り、
5万キロというのは紙一重ですよね。

もっとも身近な星・月までの距離が38万キロなので、
何か異変があったら、危なかったんですよ。

怪獣騒動はありましたが、
ツイフォンによる直接的な被害がなかったのは、
本当に奇跡的な出来事なんです。

でも、レッドキングに羽をむしられたドラコは、
ちょっと気の毒でしたね。

かれがいつか、リベンジに来なければいいんですが・・・

ウルトラマン25話の基本情報

本放送日:1967(昭和42)年1月1日
登場怪獣、宇宙人:レッドキング、ギガス、ドラコ
制作順:25
脚本担当:若槻文三
音楽:宮内国郎
ナレーション:浦野光
特技監督:高野宏一
監督:飯島敏弘
視聴率:35.7%

あんのん君

最後まで読んでくれて、ありがとな。

岩松妙香

またのご訪問をお待ちしています。

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