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【ウルトラマン】3話「科特隊出撃せよ」あらすじと感想。ホシノ少年、透明怪獣ネロンガに立ち向かう

こんにちは。岩松妙香(@annon_0211)です。

ウルトラマンの醍醐味は怪獣とのバトルシーンです。

スペシウム光線で狂暴な怪獣をやっつけてくれるとスカッとします。

今回登場するネロンガは「シン・ウルトラマン」でも大暴れしました。

敵性大型生物第7号の禍威獣として登場しています。

人間のライフラインの電気が大好物なんて、

本当に困った子ですよね。

前回の感想はこちら

目次

おもな登場人物(敬称略)

ハヤタ・シン(黒部進)

事実上の副隊長。ベーターカプセルでウルトラマンに変身する。

ムラマツ・トシオ(小林昭二)

統率力バツグンの隊長。部下からはキャップと呼ばれる。

アラシ・ダイスケ(石井伊吉)

武闘派で射撃の名手。イデとは名コンビ。

イデ・ミツヒロ(二瓶正也)

ひょうきんなムードメーカー。気が弱いが頭はいい。

フジ・アキコ(桜井浩子)

おもに通信を担当している。ホシノ君の保護者的立場。

ホシノ・イサム(津沢彰秀)

科特隊によく来る小学生。事件解決の手助けをすることも。

登場怪獣

透明怪獣ネロンガ

城の古井戸に生息していた怪獣だ。
300年以上前の江戸時代から生きているぜ。
近くの水力発電所の地下ケーブルから電気を吸って、
わずか2年の間に巨大な体になった。
普段は透明で姿が見えないが、電気を吸うと姿を現すぞ。

ウルトラマン3話「科特隊出撃せよ」のあらすじ

出典:ウルトラマン3話

ホシノ君は古井戸を探検する

アキコはホシノ君と一緒にある城に来ていました。

単なる観光かと思いきや、

城の片隅にある古井戸から妙な音が聞こえるので、

調査しに来ていたんです。

2人は現地の警官に古井戸まで案内してもらいました。

警官は古井戸は城攻めに備えて、

海まで掘られているものだといいます。

3人が話していると、

妙な音が古井戸の中から聞こえてきました。

ホシノ君は興味深々で古井戸の中に入って行きます。

アキコと地元の警官は戻るよう呼びかけますが、

ホシノ君は奥まで進んでしまうのでした。

仕方がないので、アキコも古井戸の中に入ります。

しかし、局地的な地震が発生して、

アキコとホシノ君は古井戸の中に閉じ込められてしまいました。

この地震の原因は大きな鳴き声をあげる怪獣でした。

かれは小田原城近くの水力発電所を容赦なく破壊します。

透明怪獣は電気が大好き

科特隊本部ではムラマツたちが、

水力発電所の被害について話していました。

ハヤタは城の古井戸の調査をアキコたちに任せましたが、

城と発電所が近すぎるので心配だといいます。

イデはいくら呼び出しても、

アキコからの応答がないと言いました。

ムラマツは水力発電所の被害と関係があると考え、

ハヤタとアラシと一緒に出動します。

古井戸を調査中のアキコとホシノ君は、

海に続く水路を泳いで脱出に成功していました。

ムラマツは被害に遭った水力発電所に行き、

怪獣のことについて職員に尋ねます。

職員は怪獣はすぐ姿が見えなくなってしまったといい、

発電所は前から狙われていたと答えました。

ときどき出力も落ちるので、

職員は怪獣が電気を吸っていたのではないかと言いました。

ハヤタが職員の話に驚いていると、

アラシが車で到着します。

アラシはアキコとホシノ君は無事に保護されて、

近くのホテルにいると報告しました。

ネロンガは関東地方の電気を狙う

ムラマツはアキコとホシノ君がいるホテルに向かい、

怪獣について知っていることを尋ねました。

アキコは古井戸から妙な音は聞いたものの、

怪獣の姿を見ていませんでした。

ムラマツの流星バッジが光ります。

イデからの緊急連絡で、 伊和送電所で事故が起きたんです。

ムラマツは再び発電所に行くことにし、

ハヤタとアラシには伊和送電所に向かうよう指示しました。

伊和送電所に着いたハヤタとアラシは、

職員から状況を聞きますが、 機器はどこも故障してないといいます。

すると大きな怪獣の鳴き声が響き、

送電所はみるみるうちに破壊されて行きました。

怪獣はついにその正体を現したんです。

アラシはスーパーガンで怪獣を攻撃しますが、

角からの放電で返り討ちにあってしまいました。

ハヤタは職員に電源を落とすことを要請しました。

怪獣は角で電気を吸ったあと、

満足したかのように姿を消してしまいました。

科特隊本部に戻った一同は、

ホシノ君から怪獣の名前を教えられます。

それはネロンガといい、江戸時代から生きている怪獣でした。

ネロンガは強い侍に退治された伝説がありました。

ネロンガが次に狙うのは、

関東地方の60%の電力をまかなう第三火力発電所です。

科特隊は関東地方の電力を守るため、

全員でネロンガを倒しに出動するのでした。

ウルトラマン3話「科特隊出撃せよ」の感想

出典:ウルトラマン3話

ホシノ君はいったい何者?

ホシノ君、無双しました!

アヤシイ古井戸の中を探検するわ、

ネロンガにスパイダーショットをお見舞いするわ、

ハヤタもびっくりの大活躍です。

でも、いちばん不思議なのは、

科特隊本部にフリーパスで出入りしていることなんですよね。

科特隊養成学校の生徒なのかと思いましたが、

まだ11歳なので違うでしょう。

気になるので妄想してみました。

  • ムラマツキャップの親戚
  • アキコ隊員の知り合いの子

ホシノ君の両親は何らかの事情で不在なので、

科特隊のみんなで面倒を見ているんです。

余談ですが、ウルトラQ12話には、

ホシノ君にソックリな三郎少年が出てきます。

ホシノ君と三郎少年は演じた人が同じなので、

同一人物という可能性はありますね。

ネロンガの食事シーンは可愛かった

ネロンガはもともと、

狭い古井戸の中で暮らす小さな生き物でした。

驚いたことに、300年以上前の江戸時代からいたといいます。

しかし、古井戸の中に妙な生き物がいるのは困るので、

村井強衛門という武士が退治しました。

でも、完全には倒せていなかったんです。

武士は刀で戦う時、 峰打ちという技を使うことがあります

村井強衛門は古井戸の中に暮らす小さな生き物を憐れんで、

退治したことにしてしまったんでしょう。

生き延びたネロンガはおいしい食べ物を見つけます。

水力発電所の電気です。

電気は膨大なエネルギーなので、

ネロンガは巨大化してメタボ体形になってしまいました。

海に行って魚を食べればよかったのに、

電気をごちそうにするなんて、迷惑千万ですよね。

でも、食事している時のネロンガは、

目を閉じたり開いたり、

しっぽをパタパタさせて可愛かったです。

人間に害をなしたから、

ウルトラマンに退治されましたが、

古井戸の中でおとなしくしていれば、

天寿を全うできたかも知れません。

怪獣の運命も紙一重ですね。

ウルトラマン3話の基本情報

  • 本放送日:1966(昭和41)年7月31日
  • 登場怪獣、宇宙人:透明怪獣ネロンガ
  • 制作順:3
  • 脚本担当:山田正弘
  • 音楽:宮内国郎
  • ナレーション:石坂浩二
  • 特技監督:的場徹
  • 監督:飯島敏宏
  • 視聴率:33.6%

最後まで読んでくれて、ありがとな。

またのご訪問をお待ちしています。

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