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【ウルトラマン】6話「湾岸警備命令」あらすじと感想。海獣ゲスラはカカオ豆が大好き!

こんにちは。岩松妙香(@annon_0211)です。

ウルトラシリーズには怖い怪獣ばかりでなく、

ユニークで面白い怪獣もいます。

カカオが好きなゲスラもその1匹です。

私もチョコレートが大好物なので、

ゲスラがカカオを食べたくなる気持ちがわかります。

怪獣の食の好みもいろいろあって、

甘党とか辛党っているんでしょうね。

前回の感想はこちら

目次

おもな登場人物(敬称略)

ハヤタ・シン(黒部進)

事実上の副隊長。ベーターカプセルでウルトラマンに変身する。

ムラマツ・トシオ(小林昭二)

統率力バツグンの隊長。部下からはキャップと呼ばれる。

アラシ・ダイスケ(石井伊吉)

武闘派で射撃の名手。イデとは名コンビ。

イデ・ミツヒロ(二瓶正也)

ひょうきんなムードメーカー。気が弱いが頭はいい。

フジ・アキコ(桜井浩子)

おもに通信を担当している。ホシノ君の保護者的立場。

ホシノ・イサム(津沢彰秀)

科特隊によく来る小学生。事件解決の手助けをすることも。

ゲスト出演

斧山(柳谷寛)

コロンビア号の乗組員。ホシノ君たちにゲスラのことを説明する。

チロ(中島洋)

ホシノの友だちの男の子。双眼鏡でゲスラを見つける。

ノブコ(飯田有子)

ホシノの友だちの女の子。気が強いしっかり者。

ダイヤモンド・キック(伊藤久哉)

宝石密輸団のボス。悪事がばれそうになってホシノ君たちを誘拐する。

登場怪獣

海獣ゲスラ

チョコレートの原料になるカカオ豆が好きな怪獣だ。
もともとは小さなトカゲでカカオ豆につく虫を食っていた。
おとなしい性質だったらしいぞ。
だが、東京湾の汚れた水を飲んで巨大化してしまった。
刺激を与えると狂暴化するから注意が必要だな。

ウルトラマン6話「湾岸警備命令」のあらすじ

出典:ウルトラマン6話

横浜港に現れた怪物

アキコは妙なニュースをキャッチしました。

横浜沖で20メートルのサメが傷だらけで浮かんでいたんです。

アラシは「おおかた、船にはねられたんだろ」といいますが、

アキコは「何かに噛まれた傷がある」と説明しました。

ハヤタはアキコとアラシのやり取りを聞いて、

「ちょっとひっかかるな」と言います。

問題が2つあったからでした。

サメはどうして20メートルに成長したのか

そのサメに傷を負わせたのは何者か

さらに東京湾ではよく船が沈没していたんです。

その頃、ホシノ君は2人の友だちと横浜にいました。

ホシノ君たちは山下公園から海を眺めます。

ノブコちゃんが双眼鏡で見たのは、

カカオ豆が船から荷揚げされる光景でした。

チロ君はカカオ豆のことを知らなかったので、

頭のいいホシノ君に質問します。

ホシノ君は「チョコレートの原料だよ」と答えました。

納得したチロ君は双眼鏡で海を見ます。

すると、海の中から怪物が顔を出しました!

チロ君が大騒ぎしたので、

ホシノ君も双眼鏡をのぞきこみましたが、

発見したのはアヤシイ2人組でした。

ホシノ君はその2人組のことを、

「どっかで見たことがある」と思いました。

ゲスラはカカオの実が好きなトカゲ

チロ君は怪物を見たから科特隊に電話してほしいといいます。

でも、ホシノ君はアヤシイ2人組のことが気になっていました。

電話ボックスに入ると、

「ダイヤモンド・キック」の手配書が貼ってありました。

ホシノ君が見たアヤシイ2人組は悪名高い宝石泥棒だったんです。

さっそく科特隊本部に電話します。

電話を受けたアラシは、

話が「ダイヤモンド・キック」のことだったので、

警察に連絡したまえと言いました。

アキコは泥棒を見つけたホシノ君を褒めます。

ハヤタはケガでもしたら心配だといい、

イデはホシノ君の応援に行こうしました。

しかし、ムラマツに止められます。

科特隊は東京湾で原因不明の沈没事故を起こした、

4隻の船のことを調べていたからです。

ホシノ君は科特隊が出動しないことにガッカリしました。

チロ君は「怪物を本当に見たんだ」といいます。

すると、人の良さそうなおじさん(斧山)が、

「それはゲスラじゃよ」と教えてくれました。

ホシノ君たちはおじさんからゲスラの詳しい話を聞きます。

ゲスラは南米に棲むトカゲの一種で、

カカオの実が大好物でした。

カカオの実につく害虫を退治してくれるので、

「いいトカゲなんだ」とおじさんは言いました。

おじさんはカカオの実を運ぶコロンビア号の船員でした。

ホシノ君たちは「ダイヤモンド・キック」に捕まる

チロ君は海に大きな怪物がいると言いましたが、

おじさんは「ゲスラの巨大化は考えられない」といいます。

東京湾にゲスラがいる理由は、

運搬船で運ばれたカカオの袋の中に、

ゲスラの卵が紛れ込んでいるからでした。

ホシノ君たちとおじさんが話をしていると、

海面からゲスラが現れます。

ホシノ君たちは興味津々で、

海にいるゲスラを見に行こうとしましたが、

近くにいた船員に止められました。

ゲスラは大暴れして、横浜港の船や建物を破壊します。

科特隊はビートルで出動しました。

ホシノ君たちはゲスラの赤ちゃんを探しに、

カカオ豆が収められている倉庫に向かいます。

しかし、そこには「ダイヤモンド・キック」が潜んでいました。

「ダイヤモンド・キック」はカカオ豆の袋を破いて、

密輸したダイヤモンドを探していたんです。

ホシノ君たちは「ダイヤモンド・キック」に見つかって、

アジトに閉じ込められてしまいました。

ウルトラマン6話「湾岸警備命令」の感想

出典:ウルトラマン6話

決死の脱出作戦

ホシノ君はハイスペックな少年ですね。

「ダイヤモンド・キック」に捕らえられたということは、

ケガをする危険性があります。

でも、彼はまったく動じることなく、

カギをこじあけることに成功したんですよ。

時代劇ではおなじみの離れ技ですが、

ホシノ君はそれを見て覚えたのでしょうか。

ホシノ君だけでなく、

連れのチロ君とノブコちゃんもすごいですね。

宝石密輸団のアジトに閉じ込められたのに、

まったく泣かなかったんです。

2人はホシノ君の友だちなので肝が据わっていました。

カカオは加工してから甘くなる

ゲスラは面白い怪獣でした。

船員さんはトカゲだと説明していましたが、

私はカサゴに似ていると思いました。

大きな目と背中のトゲがゲスラにソックリです。

造形はこの魚がモデルだったんでしょうね。

ゲスラはカカオが大好物です。

でも、水を差すようで申し訳ないですが、

カカオが甘くなるのは、 カカオマスに加工してからなんです。

最近は甘くないダークチョコレートが、

美容や健康に良いとブームになっています。

カカオの純度が高ければ高いほど、

苦い味になるんですよ。

とはいえ、ゲスラはもともと、

カカオ豆につく害虫を退治していた益獣なので、

その習性に従って行動していたんでしょう。

今回はウルトラマンがスペシウム光線を使いませんでした。

海の中で戦っていたので、

いつもの力が発揮できなかったのかも知れません。

ウルトラマン6話の基本情報

  • 本放送日:1966(昭和41)年8月21日
  • 登場怪獣、宇宙人:海獣ゲスラ
  • 制作順:8
  • 脚本担当:山田正弘
  • 音楽:宮内国郎
  • ナレーション:石坂浩二
  • 特技監督:高野宏一
  • 監督:野長瀬三摩地
  • 視聴率:34.9%

最後まで読んでくれて、ありがとな。

またのご訪問をお待ちしています。

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