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【ウルトラQ】5話「ぺギラが来た!」あらすじと感想。南極に吹くマイナス130℃の嵐

あんのん君

妙香、南極に行く時には気をつけろよ。
あそこには冷凍怪獣ぺギラがいるからな。

岩松妙香

心配ご無用。南極には興味ないから。
でも、万城目は特別取材で行くことになったね。
彼、ウルトラマンに変身できないけど大丈夫かな?

吹雪に包まれた南極大陸。
そこにはまだ解らないいろいろな謎があります。
今夜は南極基地に起こった恐ろしい事件に、
みなさまをご案内いたしましょう。

引用元:ウルトラQ5話(オープニングナレーション)
目次

ウルトラQ5話のあらすじ

万城目は特別取材で南極を訪れた。
行方不明になった野村隊員の捜索をするためだった。
夏季だったので軽装で観測船に乗っていたが、
突然、黒い煙を吹き上げる謎の物体に襲われ、
気温が-100℃になってしまう。
腕をケガした万城目は久原羊子に助けられた。
異常すぎる寒波に越冬隊員たちは違和感を覚える。
伊東隊員は原因を調べるため雪上車に乗りこんだ。
万城目は天田隊長から野村隊員の手帳を渡された。
それには「ぺギラ」という文字が記されていた。

おもな登場人物(敬称略)

万城目淳(佐原健二)
星川航空のパイロット。怪事件に真摯に向き合う好青年。

ゲスト出演

久原羊子(田村奈己)
南極越冬隊に所属する科学者。ペギミンHを開発する。

天田(松本克平)
南極越冬隊の隊長。万城目を快く歓迎する。

池田(森山周一郎)
南極越冬隊の隊員。ペギミンHには否定的。

伊東(伊吹徹)
南極基地越冬隊の隊員。調査中にぺギラに襲われてしまう。

登場怪獣(冷凍怪獣ぺギラ)

身長:40メートル
体重:2万トン
出身地:南極

あんのん君

ウルトラシリーズ初の冷凍怪獣だ。
名前からペンギンを連想させるが、
アザラシが突然変異したものらしいぜ。
南極基地を襲って万城目たちを震え上がらせた。
口から吐く冷凍光線は-130℃だ!
2022年に公開された映画「シン・ウルトラマン」では、
巨大不明生物第3号として紹介されたぞ。

ウルトラQ5話「ぺギラが来た!」の感想

日本の南極観測は1956年から

南極は英語で「antarctica(アンタークティカ)」といいます。
とてもカッコいい名前ですね。

厚い氷の壁は3000万年という長い時間をかけて作られ、
植物はほとんど生息していません。

南極の調査がはじまったのは1911年です。

ノルウェー出身の探検家ロアール・アムンセンが、
イギリス海軍大佐ロバート・スコットと南極点到達を競い、
先に成功したことがキッカケとなりました。

日本の南極観測は1956年から開始されます。

昭和基地が建設されましたが、
隊員が遭難するなど困難を極めたため、
いちど閉鎖に追い込まれています。

万城目に危機感がない?

万城目は黒いセーターにサングラスという、
めちゃくちゃ違和感のあるスタイルで南極を訪問しました。

極寒の地では軽装すぎます。
吹雪に襲われて凍傷になったらどうするんですか。

しかも万城目が南極に来た目的は「特別取材」だったんです。

由利子が南極に来なかったのは、
毎日新報の仕事が激務だったからでしょうか?

取材といえば由利子の出番なのに、彼女がいないのは不思議ですね。

万城目が南極にやってきたのは、
一の谷博士から「ある依頼」を受けていたからでした。

南極越冬隊に志願した野村隊員が、
3年前に行方不明になっていたんですよ。

野村隊員は若い生物学者で、
一の谷博士の知り合いだったんです。

でも、由利子は来なくて正解でした。

万城目は女性越冬隊員の羊子(ようこ)といい感じになってましたし、
突然現れたぺギラが大暴れしましたから。

ぺギラはウルトラQの中で最強といわれる怪獣です。

かれの吐く冷凍光線は反重力作用を持っていて、
重さ4トンの雪上車を紙のように吹き飛ばしました。

ぺギラに苦手なものがなければ、
万城目はもちろん、南極基地の隊員たちも全滅でしたね。

由利子が不在だったのは大人の事情

万城目はぺギラの襲撃で腕をケガしてしまいました。

羊子の手当てで事なきを得ましたが、
このことがキッカケで2人はいい感じになります。

実は羊子を演じている田村奈己さんは、
もともと由利子を演じる予定でした。

いわゆる制作側の大人の事情で、
田村奈己さんにスポットが当たる話が作られたんです。

羊子は科学者であり、
医師の資格も持つチートな人で、
万城目が探していた野村隊員の婚約者でした。

しかし、野村隊員は氷原でぺギラに襲われ、
すでに故人となっていました。

ぺギラ撃退と羊子の失恋

婚約者の死を確認した羊子は、
万城目に対してタメ口で話しかけます。

2人をくっつける狙いがあるのはわかりますが、
急に態度が変わったので違和感がありました。

羊子は野村隊員のそばにあったコケから、
「ペギミンH」を開発します。

そのコケにはぺギラが大嫌いな成分が含まれていたからです。

薬はカンタンに作れない代物ですが、
科学者の羊子は研究でもしていたんでしょうか。

万城目と羊子は「ペギミンH」でぺギラを倒す作戦を立て、
撃退することに成功しました。

羊子は野村隊員のお墓に東京の土を振りかけます。
遠い地で亡くなった婚約者に対する供養の気持ちでした。

こうして怪事件は一件落着しましたが、
羊子は日本へ帰国する万城目をじっと見つめます。

その表情がすごく切なかったですね。

万城目とは一期一会の出会いだったのか、
いつかまた会えるのか分かりませんが、
「ペギミンH」が開発できたので、
羊子の人生には大きなプラスになったでしょう。

どんな動物にも、
必ず嫌いなものがひとつはあるものです。
もし、あなたが怪獣に襲われたら、
何をさておいても、まずそれを探すことです。

引用元:ウルトラQ5話(エンディングナレーション)

ウルトラQ5話の基本情報

本放送日:1966(昭和41)年1月30日
制作順:14
脚本ナンバー:15
脚本担当:山田正弘
登場怪獣、宇宙人:冷凍怪獣ぺギラ
特技監督:川上景司
監督:野長瀬三摩地
番組ナレーション:石坂浩二
視聴率:34.8%

あんのん君

最後まで読んでくれて、ありがとな。

岩松妙香

またのご訪問をお待ちしています。

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