妙香、星元市にお金がないらしいぞ。
SKIPの活動は大丈夫なんだろうか?
商店街がシャッター街になってるけど、
お金がなくなった原因は何なのかな。
単なる経済危機じゃない気がする。
ウルトラマンアーク8話のあらすじ
星元市は物価高によって不景気になり、
商店街では閉店が相次いでいた。
ユウマの行きつけの自転車屋さんも営業してなかった。
SKIPでは上からのお達しで節約することに。
シュウは大好きなコーヒーが1日3杯しか飲めないので、
ユウマを巻き込んで動画配信をしようと考えた。
動画配信の「投げ銭」がお小遣い稼ぎになると思ったのだ。
しかし、ユウマとシュウのチャンネルは視聴者がつかない。
そこでシュウはヒロシに怪獣情報を流すことを提案。
だが、機密情報のためOKは出なかった。
そんななか、星元市ではある動画配信者が大人気になっていた。
なんとそれはお金が大好きな怪獣であった。
SKIPのメンバー(敬称略)
飛世ユウマ(戸塚有輝)
主人公。SKIPの新人調査員で怪獣生物学が専門。
石堂シュウ(金田昇)
地球防衛隊宇宙科学局から派遣。宇宙生物学と物理学に詳しい。
夏目リン(水谷果穂)
天才プログラマーで機械工学担当。ユウマのお姉さん的存在。
伴ヒロシ(西興一郎)
SKIP星元市分所の所長。恐竜が好きで地質学の道に進んだ。
ユピー(CV:広瀬裕也)
リンが開発したAIロボット。分離して行動できる。
ゲスト出演
銅金カナオ(小川涼)
電子マネー「ホシペイ」の生みの親。ユウマとシュウにお金について講義する。
ウルトラ戦士
オーブオリジンにどことなく似てるのと、
アークアイソードを使う時に、虹が輝くのが素敵ですね。
想像力を駆使して敵と戦います。
必殺技はアークファイナライザーです。
登場怪獣(V怪獣インターネット・カネゴン)
有名なカネゴンにソックリだが、
かれの同族ではないんだ。
いわゆるヴァーチャルキャラクターだな。
「ホシペイ」のアプリ内に試験的に実装された、
AIが暴走して実体化したという。
星元市の住民たちから「投げ銭」をもらっていたが、
貯めこむだけで使うことを知らないため、
星元市の経済がまったく回らなくなり、
インフレ状態になってしまった。
因みにインターネット・カネゴンのいる情報空間は、
実にカオスな世界で面白かったぞ。
ウルトラマンアーク8話「インターネット・カネゴン」の感想
カネゴンはウルトラ怪獣界のトップアイドル
アークとカネゴンの戦いが面白くて爆笑しちゃいました。
動画配信や電子マネーは、
今の時代を象徴するものですし、
お金に関する説明もわかりやすくて、
30分があっという間でした。
この話の原典は「ウルトラQ」15話なんですが、
昭和の価値観を色濃く反映していますし、
人間がカネゴンになってしまうという、
かなりホラーな展開だったんですよ。
でも、アークでは大事なところをしっかり押さえつつ、
最初から最後までギャグになっていたのが良かったです。
カネゴンがお金を食べちゃうのは困りますが、
悪意がまったくない怪獣なので、
星元市で人気者になるのもわかります。
私も彼の動画を観ていたら、
100円くらいは「おひねり」をあげるでしょう。
いえ、ケチではなく、
お金にはあまり縁のない生活をしてるんです。
「投げ銭」や「おひねり」というのは金額ではなく、
応援しているという気持ちの現れですから。
それにしても、カネゴン。
かれはいつ見ても可愛いですよね。
初登場から60年近く経っていますが、
ウルトラ怪獣界のトップアイドルです。
ちょっと舌っ足らずな喋り方と
子供のように駄々をこねるところは最高じゃないですか。
めちゃくちゃお腹がすいていたので、
アークをお金と勘違いして、
独特な雰囲気の縄張りに引き込んだのもシュールでした。
カネゴンで不思議なことがあるとすれば、
お札を食べてるのを見たことがないことですね。
同じお金でも小銭のほうが、
噛み応えがあって食べやすいのでしょうか?
正しい節約は我慢ではない
インターネット・カネゴンの正体は、
「ホシペイ」アプリ内の中にある完全自立型AIでした。
開発者の銅金カナオは、
大学時代に「人間の欲望」を解析し、
AIを視聴者のリクエストに忠実に答えるよう、
プログラムしていたんです。
ところが、インターネット・カネゴンは大人気となり、
ファンからの「投げ銭」をどんどんため込んだ結果、
暴走するようになってしまったんですよ。
銅金カナオは自分が開発したAIのせいで、
星元市が経済破綻するのを避けたいと思い、
SKIPに協力をお願いしました。
この名前を見た時、てっきり男性だと思いましたね。
それもそのはず、
彼女のモデルは原典で主人公だった加根田金男なんですから。
しかし、強欲で小銭が大好きだった金男とは大違いで、
星元市の経済危機を収拾するために、
ユウマとシュウに「経済とは何か」を教えました。
よく「金は天下の回りもの」といいますが、
これって的を得た言葉だったんですね。
この記事には、
「守銭奴ではお金持ちになれない」と書いてあります。
SKIPが節約モードになった時、
シュウはユウマにこう言いました。
ユウマくん、節約はね、
我慢じゃないんです。
節約というのは、余計に持たず余計に使わず、
でも、適度に正しくお金を使うってことなんです。
シュウのこの意見に大賛成ですね。
お金は社会に循環させなければ、
経済が立ち行かなくなってしまうので、
適度に正しく使うことが大事なんですよ。
インターネット・カネゴンも、
お金の新しい概念を勉強できましたし、
原典をみごとにブラッシュアップした神回でした。
ウルトラマンアークの公式ツイート
来週の『ウルトラマンアーク』は!?
— ウルトラマンアーク公式 (@ultraman_series) August 31, 2024
予告 第9話「さよなら、リン」
SKIP本部の怪獣分析班・山神と共同作戦を実施することになったリンたち。山神とリンはSKIP入所前からの知り合いだったが山神には怪獣細胞横流しの疑いが持たれており…
↙YouTubeで再生https://t.co/paKiRGHddx#ウルトラマンアーク pic.twitter.com/ivPXMTmGfU
ウルトラマンアーク8話の基本情報
本放送日:2024(令和6)年8月31日
脚本担当:吉上亮
登場怪獣、宇宙人:インターネット・カネゴン
オープニングテーマ「arc jump’n to the sky」access
エンディングテーマ「メラメラ」ARCANA PROJECT
監督:越知靖
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。