妙香、ギヴァスは謎の多いロボットだが、
中に操縦者は乗っているんだろうか?
ギャラクトロンに似たタイプだし、
知能も高そうだから、
誰か乗ってる可能性はあるよね。
その相手と話ができればいいんだけど。
ウルトラマンアーク12話のあらすじ
ギヴァスと対話してみたいユウマは、
防衛隊よりの発言をする石堂に対し、
思わぬ言葉をかけてしまった。
後悔でいっぱいのユウマの前に、
あけぼの荘の「ヌマタ」ことクロコ星人が現れる。
「ヌマタ」に励まされたユウマがSKIPに行くと、
リンたちが必死で翻訳作業を行っていた。
ユウマは石堂に謝罪しようとするが、
シュウは何も気にしておらず、
「翻訳作業を完成させましょう」と答えた。
そしてユウマのことを信じるというのだった。
SKIPのメンバー(敬称略)
飛世ユウマ(戸塚有輝)
主人公。SKIPの新人調査員で怪獣生物学が専門。
石堂シュウ(金田昇)
地球防衛隊宇宙科学局から派遣。宇宙生物学と物理学に詳しい。
夏目リン(水谷果穂)
天才プログラマーで機械工学担当。ユウマのお姉さん的存在。
伴ヒロシ(西興一郎)
SKIP星元市分所の所長。恐竜が好きで地質学の道に進んだ。
ユピー(CV:広瀬裕也)
リンが開発したAIロボット。分離して行動できる。
ウルトラ戦士
オーブオリジンにどことなく似てるのと、
アークアイソードを使う時に、虹が輝くのが素敵ですね。
想像力を駆使して敵と戦います。
必殺技はアークファイナライザーです。
登場怪獣
茸狩宇宙人クロコ星人
山奥にある小さな旅館「あけぼの荘」で、
番頭として働いている宇宙人だ。
人間体の時は「ヌマタ」と名乗っているぞ。
シャゴンが襲来した時、ユウマに救われたので、
今回は恩返しに来てくれたんだ。
「ヌマタ」はギヴァスを製造したメグマ星人が、
同じ銀河の出身であるといい、
ギヴァスは助けを求めてるようだと、
有力な情報をユウマに教えた。
彼の作ったキノコスープはうまそうだったな。
メグマ星人
ギヴァスのコックピットに乗っていた人物です。
ユウマは「マスター」と呼びましたが、
メグマ星人としての本名はわかりません。
滅びゆく母星を再興させるために、
長いこと宇宙の旅を続けていましたが、
寿命が来て亡くなってしまいました。
しかし思念体はギヴァスの中に残っていたので、
ユウマと会話することができたんですよ。
話振りからして凶悪な宇宙人ではないようです。
ウルトラマンアーク12話「お前はギヴァス」の感想
メグマ星人の孤独な旅
ギヴァスと対話したいユウマは、
現実的な考え方をする石堂に対して、
冷たい言葉をかけてしまいました。
ユウマは自分でも「らしくない」と思ったのか、
銭湯に来てリフレッシュします。
悩んだ時には話し相手が必要です。
ユウマが銭湯でぼんやりしていると、
あけぼの荘の「ヌマタ」がやってきました。
「ヌマタ」はシャンピーム系銀河にある、
クロコ星からやって来た宇宙人なんですが、
なんと機械巨像ギヴァスを製造したメグマ星人と、
出身地が近かったんです。
世間と同じく、宇宙も意外と狭いものなんですね。
防衛隊はギヴァスへの攻撃を決定しましたが、
SKIPはそれでも諦めず、
総力あげて翻訳作業を続けていました。
石堂もユウマのことは怒っておらず、
逆に信じると言ってくれたんですよ。
メグマ星は月によって文明が発達したという、
特殊な進化を遂げましたが、
恩恵を与えてくれた月を失ってからは、
滅亡の一途をたどったといいます。
仲間が次々と死に絶えるなか、
マスターはギヴァスに乗り込んで、
「新たな月」を探す旅に出ます。
しかし、数百年が経過した頃、
メグマ星は「新たな月」を見つけることなく、
ついに滅びてしまいました。
そしてマスター自身の命も、
尽きる時が来てしまったんです。
マスターはただ一人残されるギヴァスのことを思い、
自身の死を伏せることにして、
代わりにメッセージを残したんですよ。
『この星に私のギヴァスはいるか
私はお前のギヴァスになりにきた』
SKIPが最初に翻訳を試みたとき、
ギヴァスの意味は「道を阻む者」でした。
それが「敵」に通じる言葉であり、
ギヴァスから緑色の怪しい光が発射されたので、
防衛隊は攻撃命令を出してしまったんです。
それにしても。
メグマ星人の「新たな月」を探す旅は、
本当にたいへんでしたね。
ジェネスタに出てきたエディオムは、
歴史を収集するために旅を続けるうち、
絶望に囚われてしまいました。
のちにウルトラマンゼロによって改心しますが、
広大な宇宙を何年も旅するのは、
終わりのない孤独と向き合うことなんでしょう。
ユウマに真実を語ったマスターの声は、
ウルトラマントリガーでダーゴンを演じた、
真木駿一さんでした。
ギヴァスはメグマ語で「敵」でしたが、
月が出ている時は「友」に変わります。
ダーゴンが退場した時のタイトルが、
「マイフレンド」だったので、
不思議な偶然を感じましたよ。
聖なる月ムジャーリとは
ギヴァスはユウマの説得に応じて、
月に向かって旅立ちましたが、
メグマ星人の言っていた「聖なる月」が気になりますね。
ムジャーリと呼ばれたその月は、
一般的に考えられるものとは違い、
恒星みたいな役目を果たしていたのかも知れません。
ムジャーリが滅びた理由はわかりませんが、
メグマ星とクロコ星が同じ銀河にあるというのが、
なんらかのヒントになると思います。
あけぼの荘の「ヌマタ」は16年前、
大好きなキノコを収集するために、
珍しい品種のある地球に立ち寄りました。
他のクロコ星人たちも一緒に来ていたんですが、
宇宙に大きな異変が起きたため、
彼らは母星に帰ることにします。
「ヌマタ」は置いてきぼりになってしまったため、
あけぼの荘の番頭として働くことになりましたが、
当時の宇宙に何か起きたか気になりますね。
メグマ星に恩恵をもたらしたムジャーリが、
滅びてしまったのは数百年前ですが、
その影響がずっと残っていたと考えると、
謎が解けてくるんじゃないでしょうか。
意外なところで点と点が、
繋がっているとしたら面白くなりますね。
聖なる月ムジャーリとはいったい何なのか、
ちょっと知りたくなってきました。
ウルトラマンアークの公式ツイート
来週の『ウルトラマンアーク』は!?
— ウルトラマンアーク公式 (@ultraman_series) September 28, 2024
予告 第13話「シュウのレポート」
何やら防衛隊への報告レポートを作成しているシュウ。今までの怪獣災害の記憶をたどるうち、SKIPの面々も加わりアークの話題で大盛り上がり!アークへの想いとは!?
↙YouTubeで再生https://t.co/li0pQDbkEM#ウルトラマンアーク pic.twitter.com/kwZcVLpXQO
ウルトラマンアーク12話の基本情報
本放送日:2024(令和6)年9月28日
脚本担当:本田雅也
登場怪獣、宇宙人:ギヴァス、オカグビラ、クロコ星人
オープニングテーマ「arc jump’n to the sky」access
エンディングテーマ「メラメラ」ARCANA PROJECT
監督:武居正能
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。