妙香、ミナミ・アンリの故郷で、
SKaRDの演習が行われることになった。
新型レールガン・メガショットの威力は、
どんなものなのか、楽しみだぜ。
新しい武器の装備か・・・
SKaRDにとっては必要なことだよね。
でも、演習地には怪獣がいるという、
不思議な噂があるみたいだよ。
ミナミ・アンリの故郷に伝わる伝説。
引用元:ウルトラマンブレーザー第5話(予告ナレーション)
千年の眠りから目覚めた山怪獣ドルゴを前に、
アンリは幼馴染であるミズホの願いをかなえることができるのか。
次回『ウルトラマンブレーザー』
「山が吠える」
その封印を解いてはならない。
ウルトラマンブレーザー5話のあらすじ
出典:ウルトラマンブレーザー5話
SKaRDは秋田県市之字村の霧野山付近で、
新型レールガン・メガショットの演習を行うことになった。
実は市之字村はミナミ・アンリの故郷であった。
演習の準備が着々と進む中、何故か原因不明の地震が起きる。
すると地元民のミズホが拡声器を持って現れ、
演習の中止を切実に訴えてきた。
SKaRDと地球防衛軍・開発部のヒラノは困惑するが、
ミズホはアンリの幼なじみだったので、
彼女が事情を聞くことになった。
ミズホは霧野山に「土留牛(ドルゴ)」という神様が眠っており、
絶対に目覚めさせてはいけないと、アンリに語る-
SKaRDのメンバー(敬称略)
ヒルマ・ゲント(蕨野友也)
隊長。ここぞの時の決め台詞は「俺が行く。」
アオべ・エミ(搗宮姫奈)
本作のヒロイン。МITを17歳で卒業した天才。
ナグラ・テルアキ(伊藤祐輝)
副隊長兼作戦参謀を務める。階級は1等特尉。
ミナミ・アンリ(内藤好美)
工学学校からの叩き上げ。階級は2等特尉。
バンドウ・ヤスノブ(梶原颯)
元木更津基地輸送機部隊のパイロット。階級は3等特尉。
ゲスト出演
ミズホ(山田朝華)
ミナミ・アンリの幼なじみ。演習の中止をSKaRDに要請する。
ヒラノ(伊藤慶徳)
地球防衛隊の開発部員。メガショットの演習準備を行っていた。
ウルトラ戦士
ウルトラマンブレーザー(CV:岩田栄慶)
ヒルマ・ゲントが変身する。必殺技はスパイラルバレード。
登場怪獣
山怪獣ドルゴ
秋田県市之字村の守り神と呼ばれる怪獣だ。
山にそのまま手足が生えたような見た目で、
典型的な四足歩行だぞ。
水を綺麗ににし、土地を豊かにする怪獣のため、
人間に対する侵略行為はしないようだ。
目もつぶらで可愛かったな。
アンリの活躍で再び眠りについたが、
これからも村を守ってほしい。
ウルトラマンブレーザー5話「山が吠える」の感想
出典:ウルトラマンブレーザー5話
怪獣が敵とは限らない
私は物心ついた頃からウルトラシリーズを観ていますが、
怪獣が倒されるたびに、疑問に思ったことがあります。
なんで怪獣はいつも倒されるんだろう?
怪獣には怪獣の言い分があるんじゃないか?
明らかに侵略行為をしている怪獣なら、
倒されても仕方のない存在ですが、
そうじゃない子も何匹かいるんです。
たとえば初代ウルトラマンの30話に出てきたウーですね。
ウーは雪国の村で仲間はずれにされてる、
ユキを守るために現れた怪獣でした。
ドルゴもウーと立ち位置はソックリで、
アンリとミズホの故郷である市之字村を守っていたんです。
ミズホの話によれば、
ドルゴは自然を豊かにしてくれる守り神で、
村の人々からは篤く信仰されていました。
幼い頃のアンリとミズホも、
ドルゴにまつわる祠に行って手を合わせてるんですよ。
ドルゴは生命反応を消すのが上手いので、
開発部が土壌調査を行った時には、
存在が明らかになりませんでした。
もし、その時に見つかっていれば、
メガショットの演習は別の場所でやったかも知れませんね。
気になったのはドルゴの出身地です。
初代ウルトラマンのスカイドンみたく、
ある日突然、空から降ってきたのか、
地球にいる小動物が何かの拍子で怪獣化したのか・・・
いろいろ想像が膨らみますね。
もしかしたら、村人たちに大事にされていた霧野山が、
命ある獣として具現化されたのかも知れません。
いずれにしても、侵略の意図がまったくない怪獣だったので、
眠りを邪魔されなければ、おとなしくしてたと思いますよ。
アースガロンの中で「待たせたな」と言ったテルアキと、
ブレーザーがスパイラルバレードを折って、
二刀流に変えたのが、めっちゃカッコ良かったです!
ゲントは悲しみを表に出さない
アンリは市之字村にいた頃に何かあったのか、
テルアキやヤスノブが故郷自慢の話をすると、
ストップをかけていました。
単純に「任務に集中できない」からかも知れませんが、
ちょっと気になりましたね。
まあ、田舎というのは自然が豊かでも、
人間関係がいろいろ難しかったりするので、
苦い思い出もあったりするんですよ。
でも、幼なじみのミズホとの再会で、
アンリは故郷の良さを再認識することができました。
帰り際、彼女はゲントに、
「故郷っていいものですね」といいます。
するとゲントは、
「だべ~」と返しておどけますが、
彼にはきっと悲しい過去があるんでしょう。
たいへんなトラウマを背負ってる人は、
ワザと明るく振舞って傷を癒そうとするか、
闇落ちしてブラックになるか、
2つのパターンに分かれます。
ゲントは間違いなく前者ですね。
彼の家庭での様子はまったく映されず、
奥さんと息子は写真だけの出演ですが、
いつから行方不明になってしまったのか、
本当に気になります。
まさか家族がヴィランになることはないでしょうが、
これだけ出てこないというのは、
かなり複雑な事情があるんですよ。
来週の放送も楽しみです!
ウルトラマンブレーザー5話の公式ツイート
出典:ウルトラマンブレーザー5話
🌟見逃し配信中🌟
— ウルトラマンブレーザー公式 (@ultraman_series) August 5, 2023
『ウルトラマンブレーザー』
第5話「山が吠える」
🔹新型レールガン『メガショット』の演習中にアンリは幼馴染のミズホと思わぬ再会を果たす。ミズホは守り神ドルゴが目覚めないよう演習中止を訴えるが…
⬇視聴はコチラhttps://t.co/AIKt6YzygM#ウルトラマンブレーザー pic.twitter.com/BIFZs9tN4x
怪獣を倒さない話というのは、
安心感があっていいよな。
実はウルトラセブンの16話にも、
似たような話があったんだ。
それは俺の名前の由来になるんだが、
妙香があとで感想を書くらしいぞ。
ウルトラマンブレーザー5話の基本情報
出典:ウルトラマンブレーザー5話
本放送日:2023(令和5)年8月5日
脚本担当:継田淳
登場怪獣、宇宙人:山怪獣ドルゴ
オープニングテーマ「僕らのスペクトラ」きだたにひろし
エンディングテーマ「BLACK STAR」MindaRyn
予告ナレーション:吉本元喜
監督:辻本貴則
最後まで読んでくれて、ありがとな。
またのご訪問をお待ちしています。