
妙香、この地球には様々な生命が存在するが、
互いに労りあいたいものだな。



そうだね。
だけど、相手が怪獣だと難しいんだ。
カイザキ副隊長は博士号を持つ怪獣研究者として、
「人間はどう向き合うか」真剣に考えてたよ。
主人公とGUTS-SELECTのメンバー(敬称略)
アスミ・カナタ(松本大輝)
元は老舗せんべい屋の看板息子。ウルトラマンデッカーに変身する。
キリノ・イチカ(村山優香)
カナタの同期。宇宙開発の仕事をする夢を持つ。
リュウモン・ソウマ(大地伸永)
カナタの同期。非常にストイックな性格。
アサカゲ・ユウイチロウ(小柳友)
TPU技術部に所属する科学者。GUTS-SELECTのメカを開発する。
カイザキ・サワ(宮澤佐江)
新生GUTS-SELECTの副隊長。ナースデッセイ号の操舵手。
ムラホシ・タイジ(黄川田雅哉)
新生GUTS-SELECTの隊長。元はTPU訓練校の校長だった。
HANE2(CV:土田大)
通称ハネジロー。ガッツホークを無人操縦する。
ゲスト出演
シゲナガ・マキ(野村真美)
カイザキ副隊長の恩師。独自の怪獣研究をしている。
登場怪獣(ネオメガス、キングゲスラ)
ウルトラマンデッカー10話「人と怪獣」のあらすじ


カナタ、イチカ、リュウモンの3人は、
市街地で暴れるキングゲスラと戦っていました。
イチカとリュウモンは地上から、
カナタはGUTSファルコンで空から攻撃します。
怪獣をやっつけた怪獣?
すると、どこからか別の怪獣が現れて、
キングゲスラに光線を放ちました。
ナースデッセイ号に帰還したイチカは、
「正義の味方なのかな?」と不思議に思いました。
ムラホシ隊長は「天敵同士だった」と考えます。
カイザキ副隊長はキングゲスラをやっつけた怪獣が、
以前にサドラを倒していたので、天敵同士ではないと言いました。
怪獣の属性が違ったんです。
カナタたちは市街地のゴミを採集
謎の怪獣には不思議な点がありました。
現場から採取された細胞が、
TPUのデータバンクに存在しなかったんです。
人類が初めて遭遇する怪獣でした。
カイザキ副隊長は怪獣の詳細を知るために、
市街地にあるいろんなものを集めることにしました。
石ころ・落ち葉・ゴミ。
気になったものは、
徹底的に拾うことになったんです。
カナタは地道な作業にうんざりしてしまいましたが、
カイザキ副隊長に注意されました。
持ち帰った採集品をハネジローが解析したところ、
現場の地層にはない岩石が見つかりました。
これを頼りに怪獣の居場所を特定できるかと思いきや、
その岩石を含む地層は関東のあちこちにあったんです。
あまりにも広すぎるので、特定は難しいと思われました。
カイザキ副隊長は2度も痕跡が見つかっているので、
怪獣がいる可能性が高いと確信し、
「あと1つ手がかりがあれば」と言います。
新兵器完成とカナタの陣中見舞い
カイザキ副隊長が外で休憩していると、
ムラホシ隊長がやってきました。
なんだか無理をしている様子だったので、
励ましに来たんです。
ムラホシ隊長は新兵器が完成したといいます。
それは「DG計画001」によって開発されたものでした。
しかし、あまりにも強力で危険なので、
一時は開発が凍結されていたんです。
カイザキ副隊長は疲れていたのか、朗報を聞いても喜びません。
ムラホシ隊長が帰って行くと、
入れ違いにカナタとイチカが顔を見せます。
カナタは「陣中見舞い」といって、
カイザキ副隊長に飲み物を差し出しました。
あとからリュウモンも駆けつけたので、
4人は室内で話すことにしました。
恩師が行方不明?
カイザキ副隊長はカナタたちに、
自分が怪獣研究家になった経緯を語ります。
昔住んでいた場所に怪獣が出現し、
人々が大きな被害を受けたからです。
しかし研究を続けるうちに、
怪獣が必ずしも悪いわけではないと知りました。
エタニティコア活性化の影響や、
人間による開発や環境破壊が原因で、
暴れ出す怪獣もいたんです。
カナタは人間が悪いのかと思いました。
でも、カイザキ副隊長は、
必要不可欠な開発もあるといいました。
イチカはカイザキ副隊長の考えに共感します。
カナタは怪獣と戦わずに、
保護して共存する方法もあると考えますが、
そう簡単な問題ではありませんでした。
怪獣の動画を観ていたリュウモンは、妙なことに気づきます。
怪獣は暴れ出そうとした瞬間、
不自然に動きを止めていたんです。
カイザキ副隊長は脳に信号を送られて、
何者かにコントロールされていると気づきました。
そして、かつての恩師である、
シゲナガ・マキの消息を調べることにします。
シゲナガは元TPUの職員で、怪獣研究の第一人者でした。
カイザキ副隊長が怪獣研究室にいた頃の上司でしたが、
5年前に室長の任を解かれて、行方不明になっていたんです。
その後の消息はまったくつかめないままでした。
【ウルトラマンデッカー】10話「人と怪獣」の感想


この話はウルトラマン10話の、
「謎の恐竜基地」に通じるものがありました。


恐竜に固執するモンスター博士(二階堂教授)が、
ネス湖からひそかに卵を持ち帰って、
北山湖で1体の怪獣を育てたんですよ。
「ジラース」はウルトラマンに退治されましたが、
恐竜の命を思い通りにしようとする人間のエゴが、
ありありと伝わってくる話でした。
シゲナガは「ジラース」を育てた二階堂より、
悪質といえるかも知れません。
令和版のモンスター博士
二階堂の場合は愛情をこじらせて暴走しただけですが、
シゲナガは怪獣をコントロールして、
世界を思い通りにしようとした節があるからです。
あなたと私どちらが正しいか、
その答えを見せるために5年間、私は全てをこの研究に注いできた!
ご覧なさい、あなたが私から奪おうとした力、
新しい生命!目覚めよ!ネオメガス!!
ネオメガスの「新創獣」という二つ名といい、
デッカーをも圧倒する力といい、
世界征服するには十分なものではありませんか。
マッドサイエンティストは強大な力を手に入れると、
自分が神にでもなったような気になります。
とはいえ、ネオメガスにも生物としての意思がありますから、
最後までシゲナガに忠実なのか疑問です。
そもそもシゲナガはカイザキ副隊長の才能に嫉妬して、
クローン技術研究に突っ走りました。
恩師なら弟子の成長を喜べばいいのに、
闇落ちするとは最悪ですね。
怪獣とのあるべき道は
怪獣を倒さずに保護するというのは、
本当にいいことだと思います。
異なる種族にも家族や仲間がいるでしょうし、
正面から戦えばどちらも傷つきますからね。
でも、怪獣保護は理想論であって、
現実はなかなか難しいんですよ。
どっちが正義だとか、どっちが悪だとか、
そう簡単に割り切れる問題じゃない。
(カイザキ副隊長のセリフ)
人間にとって怪獣退治は正義でしょうが、
怪獣にしてみれば脅威になります。
昔、ドラクエ11をプレイしていた時、
古代図書館にいたスライムから興味深いセリフを聞きました。
『極悪非道の勇者』
プレイヤーは勇者のことを世界を救うヒーローと考えていますが、
モンスターから見るとまったく逆になります。
怪獣から見たウルトラマンやGUTS-SELECTは、
自分たちに危害を加える敵なんですよ。
だからといって、人々の命を疎かにはできません。
最善の道を探すのは難しいでしょうが、
怪獣を別の惑星に移住させるとか、
または地球に動物園を作って管理するなど、
何かいい方法はないでしょうか。
私は共存なんて大それたことは考えていません。
自分にそんなことが成し遂げられるとも、
ただ、できることをしたいだけです。
無駄な争いを避け、ひとつでも多くの命を守れる道を探したい。
人の命も怪獣の命も・・・それだけです。
(カイザキ副隊長のセリフ)
デッカーのミラクルタイプはエレキングのエリーを救い、
スフィアメガロゾーアの中にいたカルミラも救ったので、
いつか必ず、みんなが幸せになる方法が見つかります。
気になるのはシゲナガを支援していた組織です。
彼らの存在は明らかになっていませんが、
スフィアを操っている黒幕ではないかと思いました。
ウルトラマンデッカー10話の基本情報
- 本放送日:2022(令和4)年9月17日
- 脚本:根元歳三
- 監督:越知晴
- 登場怪獣:ネオメガス、キングゲスラ
- オープニングテーマ:Wake Up Decker!(歌・SCREEN mode)
- エンディングテーマ:カナタトオク(歌・影山ヒロノブ)



最後まで読んでくれて、ありがとな。



またのご訪問をお待ちしています。